どうも迷子なパパです
「歌っているときは気持ちよく歌えたのに、録音を聴いたらなんだか下手に聞こえる…」
そんな経験、ありませんか?実はこの現象、歌の実力とは別のところに原因があることが多いのです(もちろん実力のパターンもあります(´;ω;`))
この記事では、録音した歌が「下手に聞こえる」理由を3つのパターンに分けて詳しく解説します
それぞれの原因に対する改善策も紹介するので、録音に対する苦手意識を克服したい方はぜひ参考にしてください
🎧 パターン①:声の違和感による「下手に聞こえる錯覚」
録音した自分の声を初めて聴いたとき、「え、これ本当に自分の声?」と驚いた経験はありませんか?
これは「骨伝導」と「空気伝導」の違いによるものです。
骨伝導と空気伝導の違い
- 骨伝導:自分の声を話しているとき、頭蓋骨を通して内部から響く音を聴いています。これにより、低くて太い声に感じます。
- 空気伝導:録音された音は、空気を通してマイクが拾った音。これが他人に聞こえているあなたの声です。
このギャップが「なんか下手に聞こえる…」という違和感につながります。
実際には、録音された声が「本当のあなたの声」なのです。
対策:録音に慣れることが第一歩
- 録音を繰り返し聴いて、自分の声に慣れる
- 他人の録音と比較して、客観的に分析する
- 自分の声の特徴を理解し、活かす方向に意識を向ける
🎙️ パターン②:録音環境やマイキングの不備
歌が上手くても、録音環境が悪ければその魅力は伝わりません。
録音時のマイクの位置や部屋の音響、ノイズなどが原因で「下手に聞こえる」ことがあります。
よくある録音環境の問題
- マイクが口から遠すぎる/近すぎる
→ 音がこもったり、息が入りすぎたりする - 部屋の反響音が強すぎる
→ 声がぼやけて聞こえる - ノイズ(エアコン、PCファン、外の音など)
→ 雑音が混じり、歌の印象が悪くなる
マイキングの基本
- マイクは口元から15〜20cm程度、少し斜め下に配置
- ポップガードを使って息の音を防ぐ
- リフレクションフィルターや吸音材で部屋の反響を抑える
録音前のチェックポイント
- 録音環境を静かに整える
- テスト録音で音量やノイズを確認
- 必要ならEQやノイズ除去ソフトを活用する
🎵 パターン③:ピッチやリズムのズレが目立つ
録音は「ごまかし」が効きません
歌っているときは気づかなかったピッチのズレやリズムの甘さが、録音でははっきりと浮き彫りになります
よくあるズレの例
- 語尾が下がってしまう
→ 歌の印象が弱くなる - リズムが走る/もたる
→ ノリが悪く聞こえる - ビブラートが不安定
→ 音程が揺れて聞こえる
改善のための練習法
- メトロノームやカラオケ音源での練習
- 自分の録音を聴いて「どこがズレてるか」を分析
- ピッチ補正ソフト(Melodyneなど)で視覚的に確認
- ボーカルトレーナーやアプリを活用して基礎力を強化
🪞 録音は「成長の鏡」:下手に聞こえるのはチャンス
録音した自分の歌が下手に聞こえるのは、決して「才能がない」からではありません。
むしろ、録音は自分の歌を客観的に見つめ、成長するための最高のツールです。
録音を味方につけるために
- 自分の歌を「作品」として聴く意識を持つ
- 改善点を見つけることをポジティブに捉える
- 録音を繰り返して、変化を記録する
録音は、あなたの歌の「現在地」を教えてくれる鏡です。
違和感や不備に気づけたあなたは、すでに一歩前進しています。
録音を味方につけて、もっと自由に、もっと楽しく歌っていきましょう!



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