「歌の録音は終わった。MIXもなんとかなった。…でも、動画(MV)がない!!」
歌ってみた初心者にとって、最後の最後に立ちはだかる巨大な壁。それが「動画制作」です。
- 「本家の動画を借りて文字だけ変える技術なんてない…」
- 「イラストを依頼するお金もない…」
- 「かといって、黒背景に歌詞だけ流すのも味気ない…」
- 「そもそも歌詞をタイミングよく表示させるのが面倒くさすぎる!!」
僕も同じ壁にぶつかり、絶望していました。
しかし、灯台下暗し。あの無料ソフトが、この問題を「秒」で解決してくれました。
今回は、PC版『CapCut』の「自動歌詞起こし(自動キャプション)」機能について解説します。
これを使えば、本家の動画を使わなくても、「静止画1枚」だけでプロっぽいオリジナルMVが作れます。しかも無料で。
この記事でわかること
- CapCutが「歌詞入れ」作業を全自動化してくれる神機能について
- 本家動画が使えない時でも、見栄えの良いMVを作る方法
- 低スペックPCでもCapCutはサクサク動くのか?
1. 手打ちはもう古い?「自動キャプション」の実力
MV作りで一番時間がかかる作業、それは「歌詞を曲のタイミングに合わせて配置すること」です。
After EffectsやAviUtlでこれをやろうとすると、波形を見ながら「ここからここまで…」と手作業で調整する必要があり、1曲やるだけで日が暮れます。
しかし、CapCutの「テキスト > 自動キャプション」ボタンをポチッと押すと…。
AIが歌声を解析して、勝手に歌詞を割り振ってくれました。
所要時間はわずか数秒。精度も驚くほど高いです。
「え、これ無料だよね?」と疑いたくなるレベル。今まで数時間かけていた作業が、カップラーメンを作るより早く終わります。
2. 「本家動画が使えない」時こそCapCutの出番
歌ってみた界隈では、本家様が「動画素材(オフボ動画)」を配布してくれている場合もありますが、そうでない場合も多いですよね。
- 本家が実写MVで使いにくい
- イラストの使用許可が降りていない
- あえてオリジナリティを出したい
そんな時こそ、CapCutの出番です。
「一枚絵(イラストやフリー素材)」+「動く歌詞」だけで、十分に見応えのあるMVが作れるからです。
「アニメーション」テンプレートが優秀すぎる
ただ文字が出るだけだとPowerPointのスライドみたいになってしまいますが、CapCutには「歌詞用のアニメーションプリセット」が山ほど用意されています。
- カラオケのように色がワイプする演出
- 文字がポンポン飛び跳ねる演出
- ネオンのように光る演出
これらをワンクリックで適用するだけ。
「静止画1枚」しか用意できなくても、文字がリズミカルに動くことで、画面が寂しくなりません。
これなら、Pixabayなどのフリー動画素材や、AIで生成したイラスト1枚さえあれば、立派な「オリジナルMV」が完成します。
3. 実際の作業フロー(爆速です)
僕が実際に試した手順はこれだけです。
- 素材配置: 音源と、背景画像をタイムラインに置く。
- 自動解析: 「テキスト」→「自動キャプション」をクリック。
- 微修正: 誤字(漢字の変換ミスなど)があれば修正する。
- 装飾: フォントを選び、好きな「アニメーション」を適用する。
- 書き出し: MP4で出力。
⚠️ 【超重要】「音声が認識されません」と出る場合
BGM(伴奏)が入っている完パケ音源だと、AIが「これは音楽だ」と判断して歌詞を拾ってくれないことがあります。(実際に僕もこれでエラーが出ました…笑)
その場合は、「ボーカルだけのトラック(アカペラ)」を読み込んで自動キャプションを生成し、その後にBGMトラックを追加するのが裏技です!
慣れれば30分〜1時間で1本動画が作れます。
「動画編集の勉強してから投稿しよう…」と思って半年過ぎてしまった人は、今すぐCapCutをインストールしてください。
4. 【PC負荷検証】低スペでも動くのか?
「でも、動画編集ソフトって重いんでしょ?」
ご安心ください。RePAinT所長の愛機(Core i7-10750H + GTX 1660 Ti)で検証しましたが、驚くほど軽いです。
DaVinci Resolveだと重くなるようなエフェクトでも、CapCutならサクサク動きます。
特に書き出し(エンコード)は、GPU(1660 Ti)がしっかり仕事をしてくれるので爆速でした。
もしGPUがない普通のノートPCでも、CapCutはスマホアプリベースの設計なので、他のプロ用ソフトに比べれば動作はかなり軽快です。
まとめ:歌い手は「歌」に集中するためにCapCutを使え
動画編集にこだわりすぎて、肝心の「歌」の練習時間がなくなるのは本末転倒です。
「動画はCapCutでサクッとハイクオリティに作って、余った時間で次の曲を練習する」
これが、個人で活動する歌い手・DTMerの賢い生存戦略だと思います。
無料でここまでできる時代、使わない手はありません!
次回の記事では、実際にCapCutで作った動画のサンプルをお見せできればと思います。
それでは、良き動画ライフを!



コメント