🗣️第4章：ディエッサー編｜歯擦音を抑えて滑らかな歌声に

どうも迷子なパパです

では第4章「ディエッサー編」をお届けします

歌ってみたMIXでは、サ行などの“耳に刺さる音”を自然に抑えることが、聴きやすさの鍵になります

迷子なパパ

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🔍ディエッサーとは？

ディエッサーは、ボーカルの中に含まれる「サ行」「タ行」などの歯擦音（しさつおん）を抑えるためのエフェクトです
これらの音は録音環境やマイクによって強調されやすく、耳に刺さるような不快感を与えることがあります

ディエッサーを使えば、自然な滑らかさと聴きやすさを実現できます

🛠おすすめフリーディエッサー

T-De-Esser（Techivation）

• 特徴：シンプルで視認性の高いGUI。初心者でも直感的に操作できる
• 使い方のポイント：
  • “Target Frequency”で抑えたい帯域を選択（通常は5kHz〜8kHzあたり）
  • “Strength”で抑える強さを調整。強すぎると声がこもるので注意
  • “Sharpness”で抑え方の滑らかさを調整。自然な仕上がりにするには中間値がおすすめ
• 🔗 公式ダウンロードページ

🎧歯擦音の帯域と調整の目安

歯擦音は特にコンプレッサー後に強調されやすいため、EQやコンプの後にディエッサーを挿すのが一般的です。

💡ディエッサーのコツ

• かけすぎ注意：強くかけすぎると、声がこもってしまい、抜け感が失われます
• リスニング環境で確認：モニタースピーカーとイヤホンで聴き比べると、歯擦音の強さがよく分かります
• EQとの併用も有効：ディエッサーで抑えきれない場合は、EQで該当帯域を軽く削ると効果的です。

📝まとめ

ディエッサーは、歌ってみたMIXにおいて聴きやすさと滑らかさを保つための必須ツールです
T-De-Esserは無料ながら高性能で、初心者でも扱いやすい設計になっています

歯擦音は無意識に不快感を与える要素なので、しっかり対処することで、聴き手の印象が大きく変わります

次回は「サチュレーション・エキサイター編」をお届けします。音に厚みや抜け感を加えて、ボーカルをより魅力的にするテクニックを解説します！

各章でオススメしてるフリーVSTプラグインまとめはこちら（ダウンロードリンクもあります）

🎧歌ってみたMIXに必要なフリーVSTプラグインまとめ【初心者向け完全ガイド】

どうも下限値限界突破系歌い手(仮)の迷子なパパです「歌ってみた」を始めたいけど、MIXって何を使えばいいの？MIX師に依頼するのもなんか気が引けるし、恥ずかしい(/ω＼*)そんな想いを秘めた、初心者さんやセルフミックスしたいよーって自己完結...

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2025.09.08